一生モノのキッチン選び、カタログを見ても「結局どっちが合うの?」と決めきれずに悩んでいませんか……?
でも実は、あなたの「ズボラ度」や「こだわり」さえ明確になれば、正解は簡単に見つかるんです。
今回は、グランディアとステディアの決定的な違いを徹底比較します。
素材の寿命やミーレ導入の壁まで解説するので、後悔しない選択が可能です。
当記事を読めば、あなたにとって最高の相棒となるキッチンを知ることができますよ!
- 自分の掃除頻度や性格に合った「後悔しない素材選び」ができる
- 憧れの海外製食洗機(ミーレ)を導入するための条件と裏技がわかる
- マグネットか立体ポケットか、家事ストレスを減らす収納が判別できる
- カタログ定価に惑わされない、実質的な価格差とコスパの真実が見える
- 数十年後の「欠け」や「サビ」のリスクを知り、長く愛せる一台を選べる
タカラ「グランディア」対クリナップ「ステディア」徹底比較
デザイン比較!マットなホーロー対洗練ステンレス
まずは、キッチンの「顔」とも言えるデザインについて比較していきましょう。
結論からお伝えすると、「温かみのあるマットな質感」を求めるならグランディア、「家具のような洗練されたシャープさ」を好むならステディアがおすすめです。
かつて、タカラスタンダードのホーローといえば「テカテカしていて古臭い」というイメージを持つ方もいました。
しかし、その常識はもう過去のものです。
最新のグランディアは、高度なインクジェット印刷技術により、本物の木や石と見間違えるようなリアルな柄を再現しています。
特に人気なのは、光沢を抑えたマット調のカラーです。
手触りはツルツルしたガラス質なのに、見た目はシックなインテリア素材そのものなので、リビングにも自然に馴染みます。
一方、クリナップのステディアは、「キッチンの家具化」をテーマに掲げているだけあり、デザインの多様性が魅力です。
2025年のトレンドである「グレイッシュ」な石目調や、天然木の質感を活かした扉など、まるで高級家具のような佇まいを実現できます。
ここで一つ、デザイン上の大きな違いがあります。
それは「扉の角(エッジ)」の処理です。
グランディアのホーロー扉は鉄板を曲げて作るため、どうしても角に少し丸みが出ます。
対してステディアは、木製や樹脂製の扉を選べるため、角がピシッと立ったシャープなデザインが可能です。
デザイン選びのポイント
- グランディア:丸みのある優しいフォルムと、汚れに強いマット素材
- ステディア:角の立ったシャープなラインと、豊富な異素材ミックス
- 共通点:どちらもリビングに馴染むモダンなカラーが充実している
つまり、可愛らしさや温かみを重視するならグランディア、スタイリッシュで建築的な美しさを目指すならステディアを選ぶと、理想の空間に近づくでしょう。
| グランディア (タカラスタンダード) |
ステディア (クリナップ) |
|
|---|---|---|
| デザインの方向性 | 「マットなホーロー」 インクジェット技術で 石目や木目をリアルに再現 |
「キッチンの家具化」 リビング空間に溶け込む インテリア性の高い意匠 |
| 質感・手触り | 見た目はマット、触るとツルツル (ガラス質なので凹凸はない) |
素材本来の凹凸感あり (エンボス加工や天然木など) |
| 形状・ディテール | 鋼板を曲げて作るため 端部にわずかな「丸み」が出る |
面材の加工自由度が高く エッジの効いたシャープな形状 |
| 人気カラー傾向 | コンクリート調、石目調 (コンクリートダーク等) |
グレイッシュな石目柄 (ロッシュチャコール等) |
| 取っ手・レール | 七宝・ブラックアイアン調など アクセントになる金物が多い |
扉のデザインを邪魔しない ライン取っ手や彫り込みが主流 |
掃除しやすいのは?ズボラならホーローが最強
掃除のしやすさで選ぶなら、「掃除が嫌いで汚れを放置しがちな人」には圧倒的にグランディアのホーローがおすすめです。
一方で、毎日こまめに拭き掃除をする習慣がある方には、ステディアのステンレスも非常に清潔に使えます。
グランディアに使われている「高品位ホーロー」は、鉄とガラスを結合させた素材です。
表面が完全なガラス質なので、油汚れや調味料が染み込むための小さな穴(孔)さえありません。
そのため、揚げ物の油が飛び散って数日間放置してしまっても、カピカピに固まった汚れが水拭きだけで「ツルン」と落ちます。
もし油性マジックで落書きされても消せるほどです。
参考:素材による掃除方法の違い
- ホーロー(タカラ):金タワシで擦っても傷つかない強さがある
- ステンレス(クリナップ):研磨剤入りスポンジは傷の原因になるのでNG
- 共通:中性洗剤での拭き取りが基本
一方のステディアは、プロの厨房でも使われるステンレス素材を採用しています。
ステンレスはカビやニオイに強く、非常に衛生的です。
さらに、ワークトップには「美コート」という特殊なコーティングが施されており、油汚れを水で浮かせることができます。
ただし、ステンレスには弱点もあります。
それは「水垢(ウォータースポット)」が目立ちやすいことです。
濡れたままにしておくと、乾いたあとに白い跡が残ってしまいます。
これを防ぐには、使い終わったあとの「乾拭き」が欠かせません。
つまり、汚れたらすぐにリセットしたい「綺麗好き」にはステディアが輝きますが、数日サボっても大掃除でリセットできる「最強の盾」が欲しいなら、グランディアがベストパートナーになるはずです。
ご自身の性格に合わせて選ぶのが、後悔しない秘訣ですよ。
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料理の手間が激減?家事らく対流レールシンク
毎日の料理を楽にしたいなら、「下ごしらえ」を楽にするグランディアか、「片付け」を楽にするステディアか、という視点で選んでみましょう。
両社のアプローチは全く異なりますが、どちらも家事の負担を劇的に減らしてくれます。
タカラスタンダードのグランディアで選べる「家事らくシンク」は、シンクの中を3層構造にして、立体的に使うのが特徴です。
シンクの上に専用のまな板や水切りプレートをセットできるので、「洗う・切る・捨てる」の作業がすべてシンク内で完結します。
例えば、泥付きの野菜を洗ってそのまま切ったり、魚のウロコを取ったりしても、周りのワークトップが汚れません。
切った野菜くずは、そのまま下のゴミポケットへスライドして捨てられます。
調理スペースが汚れないので、料理の途中で台拭きを使う回数が減るのです。
各シンクの得意分野
- 家事らくシンク:調理中の「汚れ拡散」を防ぎ、スペースを有効活用
- 流レールシンク:調理後の「ゴミ集め」を自動化し、シンク洗いを短縮
- 選び方:調理スペースの狭さが悩みなら「家事らく」が有利
対するクリナップのステディアは、「流レール(ながれーる)シンク」が有名です。
これは、料理中に使う水が自然とゴミを手前の溝(レール)に集め、排水口へと流してくれる仕組みです。
つまり、調理中の作業効率を上げて「まな板周りの掃除」を減らしたいならグランディア、食後の皿洗いや「シンク丸ごとの掃除」を楽にしたいならステディアという選び方ができます。
どちらの作業にストレスを感じているか、一度振り返ってみてください。
| タカラ「家事らくシンク」 (グランディア) |
クリナップ「流レールシンク」 (ステディア) |
|
|---|---|---|
| 楽になるポイント | 「調理の下ごしらえ」 切る・洗う・捨てるがスムーズ |
「食器洗い・シンク掃除」 ゴミが勝手に排水口へ流れる |
| 構造の仕組み | シンク内が3層構造 スライドまな板や水切りを設置可能 |
手前勾配のレール構造 水を使うと手前の溝にゴミが集まる |
| ワークトップの汚れ | 汚れにくい シンク内で作業完結するため 天板が水浸しになりにくい |
標準的 (作業自体は天板上で行うため) |
| シンク掃除の手間 | 普通(シャワーで流す) ※継ぎ目がないので拭き掃除は楽 |
激減する 料理中にゴミが流れるため 最後に全体を流す手間が少ない |
| こんな人におすすめ | 魚を捌く・泥野菜を洗うなど 自炊頻度が高い人 |
皿洗いやシンク掃除の 後片付け時間を減らしたい人 |
収納対決!自由なマグネットか計算されたポケット
収納については、「自分で使いやすくカスタマイズしたい」ならグランディア、「最初から使いやすく設計されていてほしい」ならステディアで決まりです。
グランディアの最大の特徴は、キッチンパネル(壁)も、レンジフードも、引き出しの中も、すべてが「マグネット対応」であることです。
山崎実業のtowerシリーズなどのマグネット商品を使い、お玉や調味料、タブレット端末などを、自分の好きな位置にペタッと貼り付けられます。
「今日はここにあった方が便利かも」「子供の手が届かない高さに移動しよう」といった具合に、ライフスタイルの変化に合わせて、穴を開けずに収納レイアウトを毎日でも変えられるのがメリットです。
お手本:マグネット収納の活用術
- よく使う調味料を目の前の壁に貼り付けて、ワンアクションで取る
- 引き出し内をマグネット仕切りで区切り、鍋のサイズに合わせる
- レシピ動画を見るためのスマホホルダーを目の高さに設置する
一方、ステディアの収納は「ゾーンコンセプト」に基づき、メーカーが緻密に計算して作り込んでいます。
特に便利なのが、手元の高さにある「ツールポケット」です。
引き出しを少し開けるだけで、包丁やラップ、菜箸などがサッと取り出せます。
さらに、足元の「フロアコンテナ」も優秀です。
デッドスペースになりがちな一番下の部分までしっかり引き出しになっており、500mlの缶ビールや土鍋などの重いものをたっぷり収納できます。
つまり、自由度が高く「余白」のある収納を楽しみたい方はグランディア、どこに何を置くべきか「正解」が用意されている方が楽な方はステディアが向いています。
自分の性格が「カスタマイズ好き」か「整理整頓はお任せしたい派」かで判断すると良いでしょう。
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海外製食洗機は入る?ミーレ導入の壁と解決策
憧れの海外製食洗機「ミーレ(Miele)」や「ボッシュ(Bosch)」を導入したいと考えているなら、基本的にはクリナップのステディアを選ぶのが一番の近道です。
グランディアへの導入には、かなり高いハードルがあることを知っておく必要があります。
ステディアは、メーカー公式のオプションとして「ミーレ対応プラン」が用意されています。
60cmの大容量タイプでも、専用のキャビネットや面材(ドアパネル)がきれいに収まるように設計されており、キッチン全体のデザインを損なうことなく導入可能です。
施工業者も慣れているため、トラブルの心配も少ないでしょう。
注意点:グランディアへの導入が難しい理由
- 「家事らくシンク」の構造が大きく、食洗機と物理的にぶつかる
- キャビネット側面がガラス質のホーローで、固定用の穴あけ加工が困難
- メーカー保証の対象外になるケースが多い
一方、グランディアのキッチン本体にミーレを入れるのは非常に困難です。
独自の「家事らくシンク」の下には複雑な配管があるため、大型の食洗機を入れるスペースが確保できません。
また、ホーロー素材は現場での加工が難しく、多くの施工店に断られてしまいます。
どうしても「ホーロー素材」と「ミーレ」を両立させたい場合の裏技として、キッチン本体ではなく、背面の収納棚(カップボード)の一部にミーレを組み込むという方法があります。
これならシンクとの干渉もありません。
ただし、配管工事が必要になるため、設計段階での早めの相談が必須です。
| タカラ「グランディア」 (ホーロー) |
クリナップ「ステディア」 (ステンレス) |
|
|---|---|---|
| 導入の難易度 | 極めて困難(または不可) 多くの施工業者に断られる傾向 |
非常にスムーズ メーカー公式の対応プランあり |
| 60cm型の設置 | ほぼ不可能 「家事らくシンク」等の配管と 物理的に干渉するため |
問題なく設置可能 専用のキャビネット枠が 用意されている |
| 工事の壁 | ホーローの加工が難しい 固定用の穴あけ加工等が 現場でできない |
特になし 木製やステンレス枠のため ビス固定が容易 |
| デザイン(面材) | 色が揃わない可能性大 食洗機部分だけ別の色や ステンレス素地のままになる |
完全に統一可能 キッチンと同じ扉カラーの 面材を取り付けられる |
| 解決策・抜け道 | キッチン本体は諦めて 背面収納(カップボード)に 組み込むのが現実的 |
特別な抜け道は不要 カタログ通りに発注すればOK |
長持ちするのは?寿命と素材の「欠け・サビ」
キッチンは10年、20年と長く使うものです。
最後に、耐久性と寿命について比較します。
結論としては、どちらも非常に長持ちしますが、「気をつけるべき弱点」の種類が異なります。
タカラスタンダードのグランディア(ホーロー)は、熱や湿気に無敵の強さを誇ります。
ベースが鉄なので頑丈ですし、表面がガラスなので腐ったり変色したりすることが理論上ありません。
築30年のホーローキッチンでも、磨けば新品のような輝きを取り戻すことがあります。
しかし、唯一の弱点が「衝撃による欠け」です。
例えば、重い鋳物鍋や缶詰を扉の角にガツンとぶつけてしまうと、表面のガラス層が欠けて、下地の鉄が見えてしまうことがあります。
そこからサビが出る可能性があるため、専用の補修材でリペアする必要があります。
課題:それぞれの素材のリスク
- ホーローのリスク:強い衝撃で「割れる」「欠ける」ことがある
- ステンレスのリスク:濡れた缶などを放置すると「もらいサビ」が起きる
- 対策:どちらも「愛着を持って丁寧に扱う」ことが一番の長持ちの秘訣
一方、クリナップのステディア(ステンレス)は、骨組みまでステンレスでできているため、湿気によるカビや、ゴキブリなどの害虫が寄り付きにくい構造です。
「ステンレス=サビない」と思われがちですが、実は「もらいサビ」には注意が必要です。
濡れた空き缶やヘアピンなどを長時間置きっぱなしにすると、それらのサビがステンレスに移って取れなくなってしまいます。
「うっかり物をぶつけがち」な人はステンレスの方が安心かもしれませんし、「水回りがジメジメするのが嫌」な人はホーローの方が長持ちするでしょう。
ご自身の生活スタイルにあるリスクを想像して選んでみてください。
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グランディアとステディアの価格・口コミ・おすすめ比較
口コミ・評判を調査!後悔しやすいポイントは?
カタログには良いことばかり書かれていますが、実際に使っている先輩ユーザーたちはどのような点に不満を感じているのでしょうか。
結論から言うと、グランディアは「衝撃への弱さとデザインの限界」、ステディアは「水回りの汚れ管理」で後悔するケースが見られます。
まず、タカラスタンダードのグランディアを選んだ人の口コミで目立つのが、「硬いものをぶつけて欠けてしまった」という声です。
ホーローは表面がガラスなので、重い鍋や缶詰を扉の角に落とすと、そこが欠けて黒い下地が見えてしまうことがあります。
また、デザイン面でも「取っ手の形が少し野暮ったい」「もっとシャープな見た目にしたかった」という意見があり、細部のデザイン性に限界を感じる方もいるようです。
一方、クリナップのステディアを選んだ人で多いのが、「水垢が気になる」という悩みです。
ステンレスは輝きが美しい反面、水道水に含まれるカルキ成分が乾くと白い跡(ウォータースポット)として目立ちます。
「ズボラな性格なのにステンレスにしてしまい、毎回の拭き上げが苦痛」という後悔の声は少なくありません。
また、高機能な「流レールシンク」でも、水の流れる音が意外と気になったり、構造が複雑で掃除しにくいと感じる方もいます。
注意点:よくある「後悔」ポイント
- グランディア:重いものを落として扉が欠けた、デザインの選択肢が少ない
- ステディア:水はねの跡(水垢)が白く残る、排水の音が思ったより響く
- 対策:自分の性格で「許せるデメリット」の方を選ぶことが大切
つまり、うっかり物をぶつけがちな方やデザインにこだわり抜きたい方はグランディアの制約に注意が必要ですし、濡れたまま放置しがちな方はステディアの水垢に悩まされる可能性があります。
どちらも完璧な製品ではないからこそ、「自分が許容できるストレスはどっちか?」という視点で選ぶと、入居後のギャップを減らせますよ。
価格とコスパは?見積もりの差額と値引きの実態
いざ購入するとなると、一番気になるのは「結局いくらかかるの?」というお金の話ですよね。
結論をお伝えすると、定価はクリナップが高く見えますが、最終的な見積もり額(実勢価格)では差が縮まり、グランディアの方が少し安いか同等程度になる傾向があります。
実は、この2社は価格設定の考え方が全く違います。
タカラスタンダードは「定価を最初から安く設定し、値引きをほとんどしない」という、いわゆるワンプライスに近い戦略をとっています。
「定価=ほぼ買う値段」なので、予算感が掴みやすく、誰に対しても公平な価格と言えます。
対して、クリナップなどの一般的なメーカーは「定価を高めに設定し、工務店への卸値で大幅に値引きする」という商習慣があります。
そのため、定価が100万円でも、実際には60万円や70万円で購入できるケースが多いのです。
ただし、ステディアは原価の高いステンレスキャビネットを使っているため、最終的な支払額でもグランディアより1割〜2割ほど高くなることが多いです。
さらに、ミーレの食洗機や天然木の扉などのオプションを追加していくと、価格差はさらに広がります。
価格比較のコツ
- タカラ(グランディア):値引き率は低いが、元の定価が安い。予算オーバーしにくい。
- クリナップ(ステディア):値引き率は高いが、オプションで価格が上がりやすい。
- 結論:必ず同じ条件で「相見積もり」を取って総額で比較する。
コストパフォーマンスで言えば、構造の強さと価格のバランスが良いグランディアが優秀ですが、ステディアには価格以上のデザイン性や機能性があります。
まずは両方の見積もりを取り、その差額を払ってでもステディアの機能が欲しいかどうかを検討するのが、賢い選び方です。
| タカラ「グランディア」 (適正価格戦略) |
クリナップ「ステディア」 (大幅値引き戦略) |
|
|---|---|---|
| カタログ定価の設定 | 安めに設定されている (最初から実売価格に近い) |
高めに設定されている (値引きを見越した価格) |
| 値引き率(掛け率) | ほとんど期待できない 「誰が買っても同じ価格」 というスタンス |
大幅な値引きがある 工務店の力次第で 半額近くになることも |
| 見積もりのギャップ | 最初と最後で差が小さい 予算オーバーになりにくい |
定価と実売の差が大きい 最初の定価を見て 諦めるのはもったいない |
| 最終的な実勢価格 | 比較的リーズナブル コスパ重視ならこちらが有利 |
やや高くなる傾向 ステンレス骨組みの原価が高く タカラより1〜2割増が多い |
| オプションの価格感 | オプションも定価が安いが 値引きもされない |
ミーレや自動洗浄をつけると 一気に価格が跳ね上がる |
グランディアがおすすめな人は?掃除楽で高耐久
ここまで比較してきた内容を踏まえて、グランディアがドンピシャにハマる人についてまとめます。
結論として、「掃除の手間を極限まで減らしたい人」や「家を守る耐久性を重視する人」には、グランディアが最高のパートナーになります。
まず、日々の掃除に時間をかけたくない「効率重視」の方には最適です。
油汚れが染み込まないホーロー素材なので、コンロ周りの掃除を数日サボっても、サッと拭くだけでピカピカに元通りになります。
ゴシゴシ擦っても傷つかないので、神経質にならずにガシガシ使えるのも魅力です。
また、「マグネット収納」を使い倒したい方にも強くおすすめします。
壁に穴を開けずに、タブレットや調味料、調理器具を好きな場所に貼り付けられる自由さは、タカラスタンダードだけの特権です。
子供の成長やライフスタイルの変化に合わせて、キッチンの使い勝手を自分で育てていけます。
ポイント:グランディアはこんな人におすすめ
- 油汚れをすぐに掃除できない、またはしたくない人
- マグネットを使って、壁一面を便利な収納スペースにしたい人
- 湿気の多い地域や古い家で、カビやニオイに悩みたくない人
さらに、湿気やカビに強いのも大きなメリットです。
木造住宅や築年数の古い家でも、ホーローキャビネットなら湿気を吸って腐ることがありません。
「汚れてもリセットできる安心感」と「カビない強さ」は、忙しい子育て世帯や共働き世帯にとって、何よりの助けになるはずです。
もしあなたが「キッチンは生活の道具だから、とにかく丈夫で手間がかからない方がいい」と考えるなら、迷わずグランディアを選んでください。
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ステディアがおすすめな人は?料理とデザイン重視
最後に、ステディアを選ぶべき人について整理しましょう。
結論としては、「料理そのものを楽しみたい人」や「インテリアとしての美しさを追求したい人」には、ステディアが圧倒的におすすめです。
料理好きの方にとって、ステディアの機能性は大きな武器になります。
プロの厨房と同じステンレス製のワークトップや、ゴミが勝手に流れる「流レールシンク」は、調理中のストレスを劇的に減らしてくれます。
「道具が良いと料理が上手くなる」を体感できるキッチンと言えるでしょう。
また、デザインや設備にこだわりがある方にも最適です。
特に「海外製の大型食洗機(ミーレなど)を絶対に入れたい」と考えているなら、ステディア一択と言っても過言ではありません。
純正オプションとしてスマートに組み込める安心感は、他には代えがたいメリットです。
さらに、2025年のトレンドであるグレイッシュな石目調や、天然木の質感を取り入れたい方にとっても、ステディアの豊富な扉カラーは魅力的です。
リビングから見えるキッチンを「見せ場」として美しく演出できます。
ステディアはこんな人におすすめ
- 料理が好きで、調理動線や片付けの効率にこだわりたい人
- ミーレなどの海外製食洗機を、美しく確実に導入したい人
- キッチンを「家具」として捉え、リビングとの調和を大切にする人
つまり、ステディアは「使う喜び」と「見せる喜び」の両方を満たしてくれる「攻めのキッチン」です。
多少のメンテナンスの手間や価格差を受け入れてでも、理想のライフスタイルを実現したいと願うなら、ステディアがあなたの期待に100%応えてくれるでしょう。
グランディアとステディアを徹底比較!価格•寿命•口コミなど完全ガイド:まとめ
今回比較したタカラスタンダードの「グランディア」とクリナップの「ステディア」は、どちらも優秀なキッチンですが、向いている人は明確に分かれます。
両者の決定的な違いは、「掃除の手間」を重視するか、「料理の楽しさ」を優先するかです。
油汚れを気にせずガシガシ使いたいなら、高耐久なホーロー素材のグランディアが最強の味方になります。
一方で、洗練されたデザインや海外製食洗機の導入にこだわりたいなら、ステンレスの機能美を持つステディアが理想を叶えてくれます。
大切なのは「どちらが上か」ではなく、「あなたの性格に合っているのはどちらか」です。
ぜひショールームで実物に触れ、ご自身のライフスタイルにフィットする運命の一台を見つけてください。
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