タカラスタンダードのキッチンを検討中、カタログを見ても「価格ほどの違い」が分からず迷っていませんか?
一生モノだからこそ、安易に決めて後悔したくないですよね。
実は、グランディアとレミューの耐久性は全く同じ「高品位ホーロー」です。
決定的な差は、デザインの自由度と特定の機能を選べるかどうかにあります。
ここを理解すれば、予算内で最高の選択が可能です。
当記事を読めば、あなたにとって「本当に必要なのはどちらか」の明確な答えを知ることができますよ!
- レミューとグランディアの決定的な「デザインと質感」の違いが分かる
- どちらも耐久性は同じという事実を知り、無駄な出費を抑えられる
- 「家事らくシンク」や「海外製食洗機」を選べるモデルの条件が明確になる
- 100万円近い価格差の正体を知り、予算配分に納得できる
- 実用性重視かデザイン重視か、自分のスタイルに合うモデルが即決できる
レミューとグランディアの違い比較!性能とデザインの差
デザインの違いは?レミューの質感が圧倒的
キッチンを選ぶとき、一番最初に目に入るのはやっぱり「見た目」ですよね。
結論から言うと、デザインの美しさと選べる種類の多さでは、圧倒的にレミューが勝っています。
なぜそこまで差があるのかというと、タカラスタンダードが持つ「インクジェット印刷技術」の使い方が違うからです。
レミューは、まるで本物の焼き物のような深い味わいや、天然木と見間違えるようなマットな質感をホーローで完璧に再現しています。
特に最近人気の「光沢のないマットな色」や、絶妙なくすみカラーは、ほとんどがレミュー専用の特権になっています。
具体的に言うと、グランディアは「白」や「ベージュ」といった売れ筋の定番カラーが中心で、その多くがピカピカした「ツヤあり(グロス)」仕上げです。
もちろん清潔感があって素敵ですが、「リビングのインテリアに合わせて家具のようなキッチンにしたい」と考える人には、少し物足りなく感じるかもしれません。
さらに、「取っ手(ハンドル)」の形も大きな違いの一つです。
レミューなら、七宝焼(しっぽうやき)をあしらった美しい取っ手や、海外風の重厚なハンドルなど、たくさんの種類から選べます。
一方でグランディアは、シンプルなシルバーのレール引手などが基本となり、選択肢は限られてしまいます。
▼デザイン面での決定的な違い
- レミューは「マットな木目」や「錆びた鉄のような風合い」が選べる
- グランディアは基本的に「ツヤツヤした単色」が多い
- レミューは「取っ手」の金具までアクセサリーのように選べる
ただし、キッチンの顔となる「ワークトップ(天板)」については、実はグランディアでも高級な「クォーツストーン」を選ぶことができます。
扉の色はシンプルでも、天板を豪華にすることで、グランディアでも十分に高級感を出すことは可能です。
予算を抑えつつおしゃれに見せたい場合は、この組み合わせを検討してみるのが良いでしょう。
| デザイン 比較 |
レミュー (最上位) |
グランディア (中級・ビルダー) |
|---|---|---|
| 質感・ 表現力 |
圧倒的リアル (焼き物・天然木・錆) |
シンプル (ツヤあり単色が中心) |
| 取っ手 (ハンドル) |
アクセサリー感覚 (七宝焼・鋳物など多数) |
機能性重視 (レール引手など限定的) |
| カラー 選択肢 |
トレンド色など 非常に多い |
売れ筋の定番色 (約16色前後) |
掃除しやすいのは?ホーロー素材の実力は互角
「タカラスタンダードのキッチンといえば、掃除が楽!」というイメージを持っている人は多いはずです。
では、高いレミューの方が掃除しやすいのかというと、実はそうではありません。
「汚れの落ちやすさ」に関しては、レミューもグランディアも全く同じ、互角の実力を持っています。
その理由はとても単純で、キッチンの骨組みや扉に使われている「高品位ホーロー」という素材そのものが、両方のモデルで共通しているからです。
安いモデルだからといって、ホーローの質を落としているわけではないんですね。
ホーローは鉄のベースにガラスを焼き付けた素材なので、油汚れが染み込むことが絶対にありません。
何年も放置して固まってしまった油汚れでも、水拭きだけで「ツルン」と落ちます。
また、金タワシでこすっても傷がつかないほど硬いので、ゴシゴシ掃除しても大丈夫なんです。
▼ここが凄い!共通するホーローのメリット
- 油性ペンで落書きしても、水拭きだけでキレイに消える
- 調味料をこぼしても染み込まないから、ニオイがつかない
- 湿気に強いので、カビが生えにくく清潔な状態が続く
つまり、「掃除をラクにしたいから」という理由だけで無理をして高いレミューを選ぶ必要はない、ということです。
グランディアを選んでも、タカラスタンダード最大の魅力である「家事の時短」は十分に叶えられます。
ただし、細かい部分を見るとわずかな差はあります。
たとえば、レミューの上位グレードのシンクは、天板とのつなぎ目に段差がない「シームレス加工」がされていたり、排水口のパーツまでホーローでできていたりと、より汚れが溜まりにくい工夫がされています。
一方、グランディアの場合は、シンクの縁(フチ)にわずかな段差があったり、排水口のカバーがプラスチックだったりすることがあります。
とはいえ、これらは「100点の掃除のしやすさ」が「120点」になるような違いです。
グランディアであっても、一般的な木製キッチンに比べれば感動するほど掃除が楽であることに変わりはありません。
毎日のサッと拭き掃除だけでキレイを保ちたいなら、グランディアで十分満足できるはずですよ。
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料理の手間が減る?家事らくシンクの決定的な差
毎日の料理をもっとスムーズに、効率よくこなしたい。
そう考えているなら、ここはしっかりと検討すべきポイントです。
結論からお伝えすると、「調理の動線」を劇的に良くする機能においては、レミューに大きなアドバンテージがあります。
その最大の理由が、レミューで選べる「家事らくシンク」の存在です。
これはただの流し台ではありません。
シンクの中に3段のレールがあり、そこで「洗う・切る・捨てる」という作業が完結するように設計されています。
▼家事らくシンクで出来ること
- シンクの上で野菜を切れるから、調理台が汚れない
- 切った野菜くずは、手元のポケットへそのままポイッ!
- パスタの湯切りもシンク内で出来るから衛生的
このシンクがあると、まな板からボウルへ食材を移すときや、野菜くずをゴミ箱に捨てに行くときの「移動」がなくなります。
さらに、シンクの上で作業できるので、キッチンの床が水浸しになることも防げるんです。
ここが非常に重要な注意点なのですが、グランディアでも「家事らくシンク」を選ぶこと自体は可能です。
しかし、そのためには天板を「アクリル人造大理石」にする必要があります。
もしあなたが、「高級感のあるクォーツストーン天板にしたい」と思い、かつ「家事らくシンクも欲しい」と思っても、グランディアではその組み合わせが選べません。
つまり、グランディアでは「最高級の天板」と「最高機能のシンク」を同時に手に入れることができないのです。
これを実現できるのは、最上位モデルであるレミューだけの特権です。
料理好きで、「道具としての使い勝手」を極めたいなら、家事らくシンクが無理なく組み込めるレミューがおすすめです。
逆に、そこまでの多機能さを求めないのであれば、グランディアの標準的なシンクでも十分に広くて使いやすいですよ。
| 比較項目 | レミュー (最上位) |
グランディア (中級・ビルダー) |
|---|---|---|
| 家事らくシンク (3層構造) |
◎ 自由に選択可能 |
△ 条件付きで選択可能 |
| 選べる 天板素材 |
すべての素材OK (クォーツストーンも可) |
アクリル人造大理石 のみ対応 |
| ここが ポイント |
高級天板と 高機能シンクが両立 |
高級天板を選ぶと 家事らくシンク不可 |
長持ちで寿命が長いのは?キャビネット強度比較
キッチンは一度買ったら20年は使い続ける高い買い物ですから、「どれくらい長持ちするか」は気になりますよね。
ここで嬉しいお知らせがあります。
耐久性や寿命に関しては、レミューもグランディアも「ほぼ同じ」であり、どちらも驚くほど頑丈です。
なぜなら、家の構造でいう「基礎」にあたるキャビネット(箱の部分)が、どちらも全く同じ「高品位ホーロー」で作られているからです。
一般的な他メーカーのキッチンは、多くが木製キャビネットです。
木製は長年使っていると、湿気で膨らんだり、カビが生えたり、最悪の場合はシロアリに食べられたりして傷んでしまいます。
しかし、タカラスタンダードのキッチンは「鉄とガラス」で出来ているので、湿気で腐ることが絶対にありません。
▼ホーローキャビネットが長寿命な理由
- 金属ベースなので、シロアリが寄り付かない
- 水漏れしても腐らないから、拭くだけで元通り
- 熱にも強く、変形や変色がほとんど起きない
つまり、グランディアは「レミューと同じエンジンを積んだ車」のようなもので、中身の丈夫さは最上級なんです。
これが、グランディアが「コスパ最強」と言われる最大の理由です。
ただし、細かい部品のグレードには少し差があります。
たとえば引き出しをスムーズに開け閉めするための「レール」や、扉の「蝶番(ヒンジ)」です。
レミューには、世界的に有名なオーストリアのブルム社製などの、超高耐久なレールが標準装備されていることが多いです。
重い鍋をたくさん入れても、指一本でスーッと滑らかに動きます。
グランディアのレールも十分に高品質でソフトクローズ機能などがついていますが、レミューと比べると、引き出しの滑らかさや耐荷重性能が少しだけ劣る場合があります。
とはいえ、普通に使っていて壊れるようなものではありません。
結論として、「20年後も腐らずキレイなまま使える」という安心感は、安いグランディアを選んでも手に入ります。
「とにかく丈夫なキッチンが欲しい」という願いは、どちらのモデルでも完璧に叶えられるので安心してください。
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収納力の差は?ゴミ箱問題とマグネットの活用
収納に関しては、カタログの数字だけでは見えない「使い勝手の差」がはっきりと出ます。
結論から言うと、「何も考えずにスッキリ片付くのはレミュー」ですが、「自分で工夫して使いやすくできるのがグランディア」です。
レミューの収納は、デッドスペースを徹底的になくす設計になっています。
例えば、引き出しを開けると連動して内側のトレイが出てくる「インナースライド」が標準装備されていたり、足元のギリギリまで収納として使えるようになっていたりと、空間を無駄にしません。
一方、グランディアの引き出しはシンプルな箱型です。
深さがあるのは良いのですが、背の高いボトルと背の低いタッパーを一緒に入れると、上の方に「もったいない空間」ができがちです。
これを解決するには、自分でラックなどを買ってきて整理する必要があります。
また、意外な落とし穴として知っておきたいのが「ゴミ箱」の問題です。
▼注意!グランディアのゴミ箱スペース
- シンク下にゴミ箱を置くと、フタが開けにくいことがある
- ゴミを捨てるたびに、引き出しを引く動作が必要になる場合も
- レミューのような「ゴミ箱専用ワゴン」の設定が少ない
レミューには、ゴミ捨ての動線まで計算された専用のキャビネットがありますが、グランディアの場合はプランニングに注意しないと、ゴミ捨てが少しストレスになる可能性があります。
しかし、グランディアには最強の武器があります。
それが「マグネット」です。
キャビネットの中も外もすべてホーロー(鉄)なので、磁石がくっつきます。
100円ショップやホームセンターで売っているマグネット収納を使えば、自分好みに収納をカスタマイズできるんです。
「仕切りが足りないなら、マグネット仕切りを足せばいい」「お玉は壁に吊るせばいい」というように、自分の使いやすいように進化させられます。
最初から完璧に整頓された収納が欲しいならレミューが楽ですが、「マグネットで後からどうにでもなる」という自由度の高さは、両モデル共通の大きなメリットです。
グランディアとレミューの違いから見る価格と選び方
食洗機の壁!海外製を入れるならどっち?
近年、キッチン選びで「絶対に譲れない条件」として挙がるのが、ミーレ(Miele)やボッシュ(Bosch)といった海外製の大型食洗機です。
もしあなたが、これらを導入したいと考えているなら、選択肢はほぼ決まってきます。
トラブルなくスムーズに導入したいなら、レミューを選ぶのが一番の近道です。
なぜなら、レミューはメーカー公式に「海外製食洗機対応」を謳っており、専用のキャビネットが用意されているからです。
海外製の食洗機は、日本のものとは違い、ドアの開け方(フロントオープン)や配管の通し方が特殊です。
レミューなら、キッチンの扉と同じデザインの面材(パネル)で食洗機を隠すことができ、足元のラインも揃うので、見た目が非常に美しく仕上がります。
一方、グランディアは基本的に「海外製食洗機は不可」とされることが多いモデルです。
ビルダー向けの商品であるため、特殊な施工が必要になる海外製機器は、標準仕様に含まれていないのです。
一部の柔軟なハウスメーカーや工務店では、現場で天板を加工したり、特注の工事を行ったりしてグランディアに海外製食洗機を組み込む事例もあります。
しかし、これはあくまで「例外的な対応」です。
「天板の強度が保証されない」「キッチンと食洗機の色が微妙に合わない」といったリスクを伴うため、すべての業者で対応してもらえるわけではありません。
▼グランディアで海外製を検討する際の注意点
- 工務店に断られる可能性が高い
- 無理に入れると、メーカー保証の対象外になることも
- 設置できても、見た目の統一感が損なわれる場合がある
結論として、「保証も見た目も完璧にしたい」ならレミューを選ぶべきです。
逆に、多少のリスクや手間をかけてでもコストを抑えたい、かつ施工してくれる業者が確保できる場合に限り、グランディアでの導入を検討するというのが現実的なラインでしょう。
| 食洗機対応 | レミュー (最上位) |
グランディア (中級・ビルダー) |
|---|---|---|
| 海外製導入 (ミーレ等) |
◎ 公式対応 (専用キャビネット有) |
× ~ △ 基本不可 (工務店の対応次第) |
| メーカー 保証 |
対象内 (安心して使える) |
対象外の恐れ (自己責任のリスク有) |
| 見た目の 美しさ |
完璧 (面材もラインも揃う) |
妥協が必要 (色が合わない場合も) |
口コミと評判まとめ!ユーザーが後悔するポイント
実際にこの2つのモデルを選んだ先輩たちは、どのような点に満足し、どこに後悔しているのでしょうか。
SNSやブログなどの口コミを分析すると、後悔のポイントが「見た目」なのか「価格」なのかでハッキリと分かれることが見えてきました。
まず、グランディアを選んだ人の多くは「賢い買い物ができた」と満足しています。
耐久性は最強クラスなのに価格は抑えられているため、非常に合理的な選択だからです。
しかし、後悔の声として挙がるのは「デザインの限界」です。
「カタログで見たときは良いと思ったけど、完成してみたら色が少し安っぽく見えた」「インスタで見るような、おしゃれなマットカラーにしたかった」というように、色や質感への妥協が後悔につながるケースが見受けられます。
一方、レミューを選んだ人の満足度は「所有する喜び」にあります。
毎日キッチンに立つたびに「やっぱり素敵だな」と思えるデザインは、家事のモチベーションを上げてくれます。
しかし、こちらの後悔ポイントはズバリ「価格」です。
「オプションを追加していったら、軽自動車が買える金額になった」「機能は最高だけど、ここまでお金をかける必要があったのか少しモヤモヤする」といった、冷静になった時のコストへの疑問が挙げられます。
▼よくある「後悔」の分かれ道
- グランディアの後悔:「色が地味」「おしゃれさに欠ける」
- レミューの後悔:「高すぎた」「オーバースペックだった」
- 共通の満足点:「掃除がとにかく楽」「マグネットが便利」
ここで注目すべきは、「掃除のしやすさ」や「丈夫さ」で後悔している人は、どちらのモデルにもほとんどいないという事実です。
タカラスタンダードの核心である「ホーローの品質」については、誰もが満足しています。
つまり、あなたが「見た目にはそこまでこだわらない」というタイプなら、グランディアを選んで後悔することはまずありません。
逆に、「妥協して選んだ色は、毎日見るたびに気になるかも」と不安に思うなら、無理をしてでもレミューを選んだ方が、精神的な満足度は高くなるでしょう。
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価格とコスパを検証!差額に見合う価値はある?
キッチン選びの最終的な決断を下すとき、最も大きな壁となるのが「価格差」です。
ズバリ結論を言うと、コストパフォーマンス(費用対効果)だけで見れば、グランディアは市場にあるキッチンの中で最強クラスです。
なぜなら、レミューとグランディアの価格差は、実質的に100万円近くになることも珍しくありませんが、キッチンの寿命を決める「キャビネットの耐久性」は全く同じだからです。
通常、車や家電であれば、価格が倍になればエンジンの性能やモーターの寿命も倍になります。
しかし、タカラスタンダードの場合は、グランディアにもレミューと同じ「高品位ホーロー」という最強のエンジンが積まれています。
つまり、グランディアユーザーは、トップモデルと同じ耐久性を半額以下の追加コストで手に入れていることになるのです。
レミューとの差額の正体は、主に「意匠性(見た目)」と「自由度」への対価です。
インクジェット印刷による複雑な柄、高級なレール、特殊なシンクの金型代、そして1ミリ単位の調整に対応するための人件費などが含まれています。
▼レミューとの差額、100万円の正体
- 本物と見紛うような「高精細なデザイン」の技術料
- 家事らくシンクなどの「特殊機能」の開発費
- 海外製食洗機などを組み込むための「特注対応費」
もしあなたが、「キッチンは料理をするための道具であり、丈夫で清潔ならそれでいい」と割り切れるなら、グランディア以上の選択肢はありません。
浮いた100万円を、床暖房や外壁のグレードアップに回すこともできます。
しかし、「キッチンはLDKの主役であり、インテリアの中心」と考えるなら、レミューへの投資は決して無駄ではありません。
毎日目にする場所がお気に入りのデザインであることは、数字にはできない価値があるからです。
予算と価値観の天秤にかけて、じっくり検討してみてください。
| 比較項目 | レミュー (最上位) |
グランディア (中級・ビルダー) |
|---|---|---|
| 本体の寿命 (キャビネット) |
高品位ホーロー (半永久的) |
高品位ホーロー (半永久的) |
| デザイン (扉カラー) |
圧倒的に豊富 (マット・木目・石目) |
限定的 (ツヤあり単色中心) |
| 家事らく シンク |
◎ (自由に選択可能) |
△ (天板素材に制限あり) |
| 海外製 食洗機 |
◎ (公式対応・専用枠あり) |
× ~ △ (基本不可・自己責任) |
| 価格 コスパ |
高い (理想を追求) |
最強 (実用性重視) |
グランディアがおすすめな人は?実用性重視の方
ここまで比較してきましたが、結局のところグランディアはどんな人にピッタリなのでしょうか。
一言で表すなら、「キッチンを『実用的な道具』として捉え、賢くコストを抑えたい人」です。
グランディアの最大の魅力は、なんといっても「頑丈さ」と「掃除のしやすさ」です。
子供が油性ペンで落書きしても、おもちゃをガンガンぶつけても、ホーロー製のグランディアならビクともしません。
特に、これから子育てにお金がかかる世代や、家の総予算を抑えたい方には最適です。
キッチンで浮かせた数十万円〜100万円を、家族旅行に使ったり、お子さんの教育費に残したりすることができます。
見栄えよりも「生活の質」や「将来への備え」を優先する、堅実な選択と言えるでしょう。
▼グランディアはこんな人におすすめ!
- 子育て世帯:汚れや傷を気にせず、ガンガン使いたい
- 予算重視:性能は落としたくないが、価格は抑えたい
- DIY好き:収納内部はマグネットを使って自分で工夫したい
また、「収納の中身なんて見えないんだから、仕切りがシンプルでも気にならない」という方や、「100円ショップのアイテムを組み合わせて、自分だけの使いやすい収納を作るのが好き」という方にも向いています。
「グランディア」という名前は「ビルダー向け」という位置づけですが、決して「安かろう悪かろう」ではありません。
「プロが選ぶ、壊れない道具」という質実剛健なモデルです。
「映え」よりも「機能美」を愛するあなたなら、きっとグランディアを長く愛用できるはずです。
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レミューがおすすめな人は?理想を叶えたい方
最後に、最上位モデルであるレミューを選ぶべきなのはどんな人でしょうか。
それは、「LDKのインテリアに妥協したくない、理想をすべて叶えたい人」です。
近年の住宅は、リビングとダイニング、そしてキッチンがひとつの大きな空間になっています。
そのため、キッチンは単なる調理場ではなく、ソファやテーブルと同じように「家具の一部」としての役割が大きくなっています。
「リビングの雰囲気に合わせて、マットなグレーで統一したい」「取っ手一つにもこだわりたい」という美的感覚を持つ方にとって、レミューの圧倒的なデザイン力は必須です。
また、機能面でのこだわりが強い人もレミュー一択になります。
「絶対にミーレの食洗機を入れたい」「家事らくシンクで調理の手間を極限まで減らしたい」といった具体的な要望がある場合、グランディアではどうしても「何かを諦める」必要が出てきます。
▼レミューはこんな人におすすめ!
- デザイン重視:インテリアとしてキッチンを美しく見せたい
- 機能重視:「家事らくシンク」や「海外製食洗機」が必須
- 予算に余裕がある:毎日使う場所だからこそ、最高のものを選びたい
価格は確かに高いですが、キッチンは10年、20年と毎日使い続けるものです。
その長い期間、毎日「このキッチンにして良かった」と思いながら過ごせるなら、その差額は決して高い投資ではありません。
「あの時、ケチらずに好きな方を選んでおけば良かった」という後悔だけはしたくない。
そう強く思うのであれば、迷わずレミューを選んでください。
その選択は、あなたの暮らしを間違いなく豊かにしてくれます。
【タカラスタンダード】グランディアとレミューの違いを解説!コスパか理想か!:まとめ
タカラスタンダードのキッチン選びにおいて、「グランディア」と「レミュー」の決定的な違いは、デザインの表現力とカスタマイズの自由度です。
実は、耐久性の要である「高品位ホーロー」は両モデル共通。
つまり、グランディアは上位モデルと同じ寿命を持ちながら、価格を抑えたコスパ最強の実力派モデルなのです。
一方で、海外製食洗機の導入や「家事らくシンク」、そしてマットな質感などの理想をすべて叶えたいならレミュー一択となります。
「道具としての実用性」か「インテリアとしての美しさ」か。
ご自身の優先順位に合わせて、後悔のない選択をしてください。
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