「一生モノだから最高級のレミューにしたいけど予算が…でもトレーシアにして後悔したくない!」と、カタログを前に頭を抱えていませんか?
実は、両者の決定的な「違い」を知れば、数十万円安く済ませつつ、満足度を劇的に高めることが可能です。
それは、スペック表にはない「収納の動線」と「オプション戦略」で見極めること。
どちらも最強のホーロー素材だからこそできる技です。
当記事を読めば、あなたにとって本当にコスパ最強なのはどちらなのか、後悔しない判断基準を知ることができますよ!
- 予算を抑えつつレミュー級の見た目を実現する「トレーシア+高級天板」の裏技
- 家事時間を短縮する「フロントポケット」など、カタログでは見えにくい収納の決定的な差
- 30年使える耐久性は共通だが、清掃性でレミューが優れる細部の違い
- 憧れのミーレ食洗機を導入する際、2025年の価格改定前に知っておくべき注意点
- 「所有する喜び」か「実利とコスパ」か、自分に最適なモデルを選ぶ最終的な判断基準
タカラ「レミュー」と「トレーシア」の違いを徹底比較!性能の差
質感の深淵!デザインに見る「本物」と「再現」
キッチンはお家の顔とも言える場所ですから、やはり見た目の美しさや質感にはこだわりたいですよね。
レミューとトレーシア、どちらも素晴らしいデザインですが、この2つの決定的な違いは「本物の質感」か「高度な再現」かという点にあります。
最上位モデルであるレミューのデザインは、単なる模様のプリントではありません。
タカラスタンダード独自の技術で、釉薬(ゆうやく)の吹き付け方や焼き上げ温度を緻密にコントロールすることで、陶器のしっとりとした手触りや、金属が錆びたようなザラつきといった「触覚」までも表現しています。
光が当たったときに複雑な影が生まれ、まるで工芸品のような深みを感じられるのが特徴です。
一方で、トレーシアのデザイン哲学は「トレンドへの適応」にあります。
近年のインテリアで人気の高い、マットな木目調やコンクリート調のデザインを取り入れていますが、こちらは高度なインクジェット技術による「再現」です。
パッと見ただけではレミューと見分けがつかないほど精巧ですが、近くで触れたり、斜めから光が当たったりしたときの「奥行き感」において、レミューには一歩及びません。
しかし、トレーシアには賢いグレードアップの裏技があります。
それは、視界に入りやすい天板(ワークトップ)だけを、高級人造石である「クォーツストーン」に変更することです。
【デザイン選びのポイント】
- レミューは「手触り」までこだわりたい人向け
- トレーシアは「見た目」重視でコスパが良い
- 天板をクォーツストーンにすれば高級感は互角
扉の素材感はトレーシアでコストを抑えつつ、一番目立つ天板をキラキラ輝くクォーツストーンにすることで、LDK全体の高級感をレミュー並みに引き上げることが可能です。
「毎日触れる扉の感触」を重視するか、「全体の雰囲気」を重視するかで選ぶのが正解への近道ですよ。
| レミュー (LEMURE) |
トレーシア (Treasia) |
|
|---|---|---|
| デザインの 方向性 |
素材感を極めた 「工芸品」 |
トレンドを取り入れた 「現代的な美」 |
| 表面の 手触り |
陶器や錆のような 凹凸と深みがある |
マットで平滑 (さらっとしている) |
| 製造 技術 |
インクジェット+ 釉薬の焼き付け |
高精細な プリント技術 |
| ハンドルの 種類 |
装飾的で重厚な デザインが多い |
シンプルで すっきりしたもの |
| クォーツ 天板 |
標準的な 組み合わせ |
グレードアップの 「裏技」として人気 |
掃除しやすいのはどっち?素材と細部の清掃性
「タカラスタンダードといえば掃除がラク」というイメージをお持ちの方も多いでしょう。
結論からお伝えすると、基本的な汚れ落ちの性能に大きな差はありません。
なぜなら、レミューもトレーシアも、キャビネットの扉から内部、引き出しの底に至るまで、鉄とガラスを融合させた「高品位ホーロー」で作られているからです。
この素材は、水分や油分を一切染み込ませないという最強の性質を持っています。
たとえば、油性ペンで落書きをしても水拭きで消えますし、カレーをこぼして放置してもシミになりません。
ゴシゴシ擦っても傷がつかないため、金たわしで洗うことさえ可能です。
この圧倒的な清掃性は、両シリーズ共通の強みと言えるでしょう。
では、どこで差がつくのでしょうか。
それは「レンジフード(換気扇)」などの標準装備品のグレードです。
レミューの場合、多くのプランで、整流板から内部のファン、オイル受けに至るまでホーロー化された最上位のレンジフードが標準、あるいは推奨されています。
換気扇の掃除は一番面倒な家事ですが、取り外して食洗機で洗えるパーツがあったり、油汚れが水拭きでスルッと落ちたりと、家事の負担を極限まで減らす工夫がされています。
【清掃性のメモ】
- 本体の汚れ落ちは両者とも最強クラス
- ゴシゴシ擦れる耐久性も同じ
- 換気扇のグレードで掃除の手間に差が出る
トレーシアでもオプションで同等のレンジフードを選ぶことは可能ですが、標準仕様のまま比較すると、どうしてもレミューの方が「パッケージとしての掃除のしやすさ」は上になります。
また、レミューはシンクと天板の継ぎ目や排水口の形状などが、より滑らかで汚れが溜まりにくい構造になっているケースが多いです。
「掃除のしやすさはオプションで追加できるが、最初から完璧なのがレミュー」と考えておくと分かりやすいかもしれませんね。
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料理の手間を削減!家事らくシンクと動線の秘密
キッチンに立つ時間は、毎日の生活の中でかなりの割合を占めますよね。
だからこそ、料理の効率はとても重要です。
レミューとトレーシア、どちらもタカラスタンダードが誇る「家事らくシンク」を選ぶことができますが、これを取り入れることで調理の常識がガラリと変わります。
このシンクのすごいところは、ただ「洗う」だけでなく、「切る」「捨てる」といった作業までシンクの中で完結できる点です。
シンク内にスライドレールがあり、専用のまな板や水切りプレートを立体的に配置できます。
たとえば、魚の鱗取りや水気のある野菜のカットをシンク内の中段で行えば、周りのワークトップが水浸しになることはありません。
さらに、切った野菜の皮などのゴミは、まな板からそのまま下のゴミポケットへ「スライドして捨てる」だけ。
まな板を持ってゴミ箱まで移動するあの一手間がなくなるだけで、料理のストレスは驚くほど軽減されます。
【家事らくシンクのメリット】
- シンク内で調理するから周りが汚れない
- ゴミ捨ての「移動」がゼロになる
- パスタの湯切りも衛生的でラクチン
また、壁面がホーローであることも大きなポイントです。
鉄ベースのホーローにはマグネットがくっつくため、よく使うお玉やフライ返し、調味料などを目の前の壁に貼り付けて「コックピット」のようにカスタマイズできます。
引き出しを開け閉めする時間を短縮し、必要な瞬間に0.5秒で手に取れる環境は、まるでプロの厨房のような使い心地です。
ただし、レミューとトレーシアでは、選べるシンクのサイズや組み合わせに一部制限がある場合があります。
特に間口が狭いキッチンの場合、レミューの方が1cm刻みでサイズ調整ができるため、理想の動線を実現しやすいというメリットがあります。
寿命は30年以上?長持ちする耐久性の真実
キッチンリフォームは高い買い物ですから、できるだけ長く使いたいと思うのは当然ですよね。
一般的な木製キャビネットのキッチンの寿命は、およそ15年から20年と言われています。
その最大の原因は「水」と「湿気」です。
長年使っていると、どうしても配管からのわずかな水漏れや、湿気による結露が発生し、木材が腐ったりカビたりして土台がダメになってしまうのです。
しかし、レミューとトレーシアに関しては、「家を取り壊すまで使える」と言われるほどの圧倒的な耐久性を持っています。
その理由は、キャビネットの躯体そのものが「ホーロー(鉄とガラス)」でできているからです。
鉄は湿気で膨張したり歪んだりすることがありませんし、表面がガラス質で覆われているため、サビる心配もありません。
湿度100%の過酷な環境でもビクともしない強さがあるのです。
【高耐久の理由】
- 湿気で腐らない金属製のボディ
- 熱に強く変色しないガラス質の表面
- 30年後も新品同様の色ツヤを維持
さらに、ホーローは850℃の高温で焼成して作られているため、熱に対しても非常に強いのが特徴です。
コンロ周りの壁が熱で変色して黄色くなってしまった経験はありませんか? ホーローパネルなら、紫外線や熱による変色がほとんど起きません。
30年経っても設置した時と同じ色とツヤを保つことができるのです。
では、耐久性においてレミューとトレーシアに違いはあるのでしょうか。
実は、箱(キャビネット)自体の寿命には差がありません。
どちらを選んでも、耐久性は最高レベルです。
唯一の違いは、引き出しのレールなどの可動部品です。
レミューには、よりスムーズで荷重に強い海外製の高級レールが採用されていることが多く、重い物をたくさん入れた状態での開閉耐久性において、わずかに分があると言えます。
収納の格差!5段階多層とざっくり収納の使い勝手
「レミューとトレーシア、一番大きな違いはどこ?」と聞かれたら、私は間違いなく「収納システム」だと答えます。
ここで、どちらのタイプが自分に合っているかがはっきりと分かれるからです。
レミューの収納は、まさに「整理整頓の自動化」です。
シンクキャビネットなどが「5段階多層収納」という構造になっており、空間を一切無駄にしない工夫が凝らされています。
特に注目すべきは、シンク手前の「フロントポケット」です。
通常は開かない幕板部分がパカッと斜めに開き、包丁やラップ、ピーラーなどの小物を収納できます。
濡れた手で引き出し全体を開けることなく、指先ひとつでサッと取り出せるこの機能は、一度使うと戻れないほどの便利さです。
さらに、大きな引き出しの中に「内引き出し」が標準装備されており、カトラリーや小皿などを立体的に収納できます。
【レミューの収納の特徴】
- 手元で包丁が出せる「フロントポケット」
- 空間を立体的に使う「内引き出し」
- 何も考えずにモノを入れても片付く
対してトレーシアの収納は、「自由度の高い大容量ボックス」というイメージです。
基本的には大きな2段引き出し構成で、レミューのような細かい仕切りやフロントポケットは標準装備されていません(一部オプション対応)。
その分、大きな鍋や背の高いボトルなどを「ざっくり」と放り込むことができます。
市販の収納グッズや、タカラ純正のマグネット仕切り「間仕切り名人」を使って、自分で使いやすいようにカスタマイズしたい人には、むしろトレーシアの方が使い勝手が良い場合もあります。
つまり、「メーカーが用意した完璧な収納」を使いたいならレミュー、「自分のスタイルで自由に使いたい」ならトレーシアという選び方がおすすめです。
| レミュー (LEMURE) |
トレーシア (Treasia) |
|
|---|---|---|
| 収納の コンセプト |
5段階多層収納 (整理整頓の自動化) |
大容量収納 (自由なカスタマイズ) |
| フロント ポケット |
標準装備 (包丁・小物が手元に) |
なし / オプション (基本は2段引出し) |
| 内引き出し (スライド) |
標準装備 (空間を無駄にしない) |
オプション対応 (必要なら追加) |
| 仕切り スタイル |
最初から 定位置が決まっている |
マグネット等で 自分で仕切る |
| 向いている タイプ |
片付けが苦手な人 収納マニア |
大きな鍋が多い人 自分流に使いたい人 |
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食洗機はミーレ対応?2025年問題と設置の壁
最近のキッチンリフォームで、「絶対にこれを入れたい!」と指名買いされることが多いのが、ドイツ製の「Miele(ミーレ)」や「Bosch(ボッシュ)」といった海外製食洗機です。
フロントオープンで大容量、お皿もお鍋も一度に洗えるこれらの食洗機は、共働き世帯の強い味方ですよね。
嬉しいことに、レミューもトレーシアも、人気の60cm幅海外製食洗機の設置に対応しています。
他メーカーの中級グレードでは、構造上の問題で海外製を入れられないケースが多い中、トレーシアでこれに対応しているのは非常に大きなメリットです。
憧れのミーレを入れるために、無理をして最上位モデルを選ぶ必要はありません。
しかし、ここで一つ注意しなければならないのが「2025年問題」です。
ミーレ・ジャパンは、2025年4月1日より製品価格の改定(値上げ)を発表しています。
昨今の円安や輸送コストの上昇を考えると、今後さらに価格が上がる可能性も否定できません。
「いつかリフォームしたいな」とのんびり構えていると、いざ契約する時には食洗機だけで数十万円高くなっている……なんてことになりかねないのです。
【食洗機選びの注意点】
- レミューもトレーシアも海外製60cmに対応
- 2025年4月からミーレが値上げ予定
- 早めの決断がコストダウンの鍵
また、キッチンの間口が狭くて大きな食洗機が入らないと諦めている方には、タカラスタンダード独自の「シンク下設置」という選択肢もあります。
通常は収納になるシンクの下に食洗機を入れることで、調理スペースを削ることなく食洗機を導入できる画期的なレイアウトです。
これはレミュー、トレーシアの両方で可能ですので、スペースの問題で悩んでいる方はぜひ検討してみてください。
価格や評判の違いで比較!レミューとトレーシアの賢い選び方
口コミと評判を分析!ユーザーが語る後悔と満足
ここまで性能や機能の違いを見てきましたが、最終的に背中を押してくれるのは、実際に導入した先輩たちの「生の声」ですよね。
カタログには載っていないリアルな満足度や、使ってみて初めて気づいた後悔ポイントを知ることで、自分に合ったキッチンが見えてきます。
SNSやブログなどの口コミを分析すると、レミューとトレーシア、それぞれに明確な評価の傾向があることが分かりました。
まず、レミューを選んだ方々から最も多く聞かれるのは「所有する喜び」についての声です。
「朝起きてキッチンに入った瞬間、テンションが上がる」「友人が遊びに来た時に必ず『素敵なキッチン!』と褒められる」といった、情緒的な満足度が非常に高いのが特徴です。
一方で、ネガティブな意見として散見されるのは「引き出しの重さ」です。
ホーロー製で頑丈な分、木製キッチンに比べると引き出し自体に重量があります。
中にお皿を満載すると、開けるのに少し力が要るため、「高齢になった時に大丈夫かな?」と心配する声も一部にはありました。
対して、トレーシアを選んだ方々の口コミは「賢い買い物をした」という達成感に溢れています。
「レミューと迷ったけど、トレーシアにして浮いたお金で憧れのミーレを入れた。
これが大正解!」というように、予算配分の工夫で満足度を高めている方が多いようです。
しかし、後悔の声としてあるのが「ショールームでの比較体験」です。
「単体で見れば十分きれいだけど、隣にあったレミューと見比べてしまい、どうしてもプリントっぽさが気になった」という意見です。
比較しなければ気にならないレベルですが、一度「本物」を知ってしまうと、目が肥えてしまうのかもしれませんね。
【口コミから見るユーザー心理】
- レミュー派は「毎日の高揚感」を買っている
- トレーシア派は「コスパと機能」を重視している
- 「引き出しの重さ」は事前にチェックすべき
つまり、「誰かに自慢したくなるような芸術品」が欲しいならレミュー、「ガシガシ使えて高機能な道具」が欲しいならトレーシアという評価が定着しているようです。
どちらの声が自分の心に響くか、一度胸に手を当てて考えてみてください。
| レミューユーザー の声・傾向 |
トレーシアユーザー の声・傾向 |
|
|---|---|---|
| 一番の 満足度 |
毎日キッチンに立つのが 楽しくなる「高揚感」 |
賢い買い物をしたという 「納得感・達成感」 |
| よくある 後悔・不満 |
頑丈なぶん 引き出しが少し重い |
ショールームで レミューと比べてしまった時 |
| 購入の 決め手 |
デザインと質感への 一目惚れ |
浮いた差額で 食洗機や旅行に回したい |
| 友人からの 反応 |
「すごい!素敵!」と 必ず褒められる |
高見えするので 安く買ったとはバレない |
差額とコスパを検証!トレーシア+豪華仕様の罠
リフォームを検討する上で避けて通れないのが「お金」の話です。
一般的に、同じサイズ(I型255cmなど)で基本的な機器を揃えた場合、レミューとトレーシアの本体価格差は約20万〜40万円程度になることが多いと言われています。
この差額をどう捉えるかが、賢い選択の分かれ道です。
ここで、多くの賢いユーザーが実践している「コスパ最強の裏技」をご紹介しましょう。
それは、「ベースはトレーシアにして、一点豪華主義でオプションをつける」という戦略です。
具体的には、以下のような組み合わせです。
【おすすめの「一点豪華」プラン】
- 本体:トレーシア(耐久性は最強)
- 天板:クォーツストーン(見た目はレミュー級)
- 食洗機:海外製ミーレ(家事ラク性能アップ)
この構成にすると、一番目立つ天板はキラキラと高級感があり、食洗機も最高スペックになります。
それでいて、扉のグレードをトレーシアに抑えているため、総額は「素のレミュー」を買うよりも安く収まるケースがあるのです。
「見た目の8割は天板で決まる」とも言われますから、これは非常に理にかなった選択と言えるでしょう。
ただし、注意が必要な「罠」もあります。
それは、トレーシアにオプションをつけすぎて、結局レミューとの価格差がほとんどなくなってしまう現象です。
「収納も便利にしたいからオプションの仕切りを追加して、レンジフードも最上位にして、水栓もタッチレスにして…」と積み上げていくと、いつの間にかレミューの標準仕様の価格に肉薄してしまうことがあります。
レミューには、これらの高機能パーツが最初から標準装備(パッケージ)されていることが多いため、結果的に「最初からレミューにしておけば、収納も多層構造だったのに!」と後悔することになりかねません。
結論として、オプションは「天板」や「食洗機」など、どうしても譲れないポイントに絞るのがコツです。
あれもこれもと欲張りたくなった時は、一度冷静になってレミューの見積もりと比較してみることを強くおすすめします。
| レミュー (LEMURE) |
トレーシア (Treasia) |
|
|---|---|---|
| 本体の素材 | 高品位ホーロー (最高耐久) |
高品位ホーロー (最高耐久) |
| デザイン 質感 |
本物の深み (陶器・錆・石目) |
高度な再現 (マット・木目調) |
| 収納 システム |
5段階多層収納 (フロントポケット有) |
ざっくり収納 (大容量ボックス) |
| 海外製食洗機 (ミーレ等) |
対応 (スムーズに設置可) |
対応 (設置条件あり) |
| おすすめな 選び方 |
細部まで妥協しない 完璧主義派 |
コスパ重視で 一点豪華主義派 |
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妥協なき美を追求!レミューがおすすめな人
ここまで様々な角度から比較してきましたが、「結局、私にはどっちが合っているの?」と迷ってしまう方もいるかもしれません。
まずは、最上位モデル「レミュー」を選ぶべき人の特徴を整理していきましょう。
レミューがおすすめなのは、一言で言えば「質感と収納に、1ミリも妥協したくない完璧主義の方」です。
理由の一つ目は、やはり圧倒的な「デザインの深み」です。
リビングダイニングがつながっている間取りで、キッチンがインテリアの中心になるようなお家にお住まいの方には、レミューを強くおすすめします。
印刷ではない本物の陶器や錆のテクスチャは、高級家具と並べても決して見劣りしません。
「ふとキッチンが目に入った時に、あっちにしておけば良かったと思いたくない」という美意識の高い方にとって、レミューは最高の満足感を与えてくれるはずです。
二つ目の理由は、「収納のアシスト機能」です。
実は、片付けが苦手な人ほどレミューの機能が役立ちます。
シンク手前の「フロントポケット」や、引出しの中の「内引き出し」など、レミューには「誰が使っても自然と片付く仕組み」が備わっています。
調味料や調理器具の定位置が最初から決まっているので、忙しい毎日でもキッチンが散らかりにくくなるのです。
【レミューがおすすめな人】
- 本物の素材感やインテリア性を重視する
- 「フロントポケット」などの便利機能が欲しい
- 今後30年、もうリフォームしないつもりで選ぶ
そして最後に、「終の住処(ついのすみか)」としてリフォームを考えている50代・60代の方にも最適です。
これから30年使い続けると考えれば、数十万円の差額は、1日あたりに換算すれば数十円の違いでしかありません。
それならば、最高品質のものを長く愛用する方が、人生の豊かさにつながるのではないでしょうか。
「これが最後のリフォームだから、一番いいものにしたい」という想いに、レミューは確実に答えてくれます。
実利とコスパ重視!トレーシアがおすすめな人
続いて、中高級モデル「トレーシア」を選ぶべき人の特徴を見ていきましょう。
トレーシアがおすすめなのは、「実利を重視し、浮いた予算で生活全体の質を上げたいリアリストの方」です。
最大の理由は、やはり「基本性能の高さ」です。
忘れてはいけないのが、トレーシアも「高品位ホーロー」で作られているという点です。
頑丈さ、掃除のしやすさ、水への強さといった、キッチンとしての寿命に関わる基本スペックは、最上位のレミューと全く同じです。
つまり、「壊れない道具」としての信頼性は最強クラスなのです。
「扉のデザインがプリントでも、綺麗ならそれで十分」「近くでじっくり凝視することなんてない」と割り切れる方にとって、これほどコスパの良い選択肢はありません。
具体的には、子育て真っただ中のファミリー世帯には特におすすめです。
子供が油性ペンで落書きしても、おもちゃをぶつけても傷つかないタフさは、何物にも代えがたい安心感です。
また、マグネットで学校のプリントを貼れる機能は、レミューでもトレーシアでも変わりません。
【トレーシアがおすすめな人】
- 「丈夫で掃除がラク」ならそれで十分
- 差額で高性能な食洗機やオーブンを入れたい
- シンプルでマットなデザインが好み
そして何より、レミューとの差額でできることを想像してみてください。
浮いた30万円があれば、高性能なロボット掃除機が買えますし、家族で豪華な旅行に行くこともできます。
あるいは、キッチン背面のカップボード(食器棚)をお揃いで新調することもできるでしょう。
キッチン単体にお金をかけるのではなく、「LDK全体や生活体験にお金を使いたい」と考える賢い方にとって、トレーシアは間違いなくベストパートナーとなります。
【タカラスタンダード】レミューとトレーシアの違いを比較!掃除•寿命•価格など完全ガイド:まとめ
タカラスタンダードの「レミュー」と「トレーシア」を比較してきましたが、どちらも「高品位ホーロー」による圧倒的な耐久性と清掃性は共通です。
両者の決定的な違いは、工芸品のような「質感」と、動線を極めた「収納」にあります。
細部まで妥協したくない方にはレミューが最適ですが、基本性能はトレーシアも同等です。
そのため、あえてトレーシアを選び、浮いた予算で高級天板や海外製食洗機を導入するのも賢い選択です。
最終的には、「毎日のときめき」か「実利とコスパ」か。
ご自身のライフスタイルで何を優先するかが、後悔しない選び方の鍵となります。
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